飛葉中、屋上にて。
「…ねぇ、柾輝〜。昨日さぁ。」 「ん?」 「なんかニュースみた?」 「…え…そういえば昨日はテレビみてないなぁ。」 「ふ〜ん…なんかねぇ、”同性同士のケッコン”が認められたって…」 「け…結婚……ケッコン!!?(マジかよ…)」 「(オランダでは…だけどね。)…する?」 「だ、だだ…誰が!」←焦っている。 「…柾輝が。」 「誰と!!」←やっぱり焦っている。 「…オレと?」←反則的超笑顔 「(ドッキーーーン!!!)え、ええっ!!?あ、あっと…そのぉ…。」 「……そっか。柾輝はイヤなんだ?」←反則的上目遣いの悲しい顔 「そ、そんな!!!とんでもない!!!!」 「(…オモシロイ。)じゃあさ〜、しよ?結婚。」 「いや、だからぁ…その…」 「…やっぱりイヤなんだ。」←ウソ泣き 「あーーっ!!泣くな泣くな!」←ウソとわかっていても、焦る。 「いいよ〜、別に。そんなムリしなくっても。」 「ムリなんか…!…しよう!」←決心。 「…何を?」 ズベッ!←柾輝コケる。 「だから、さっきからいってるだろ!結婚の話!」 「あ〜。…じゃあ、あと数年待たなきゃね。」 「あぁ…」 「…オレ浮気許さないよ。」 「あぁ。」 「朝ご飯面倒だから、トーストだからね。」 「…あぁ。」 「ん。式は教会か神社どっちにするー?」 「うう〜ん…教会かなぁ?」←不気味的変笑顔 「じゃあ、教会ね。決定。」 「(うう〜ん、神社も捨てがたいんだけどなぁ。)」 「……ねぇ〜、柾輝ィ。」 「(家は一軒家で…犬はゴールデンレトリバーのジョニー…)」 「(…きいてんのか…?)ねぇ、柾輝ってばぁ。」 「…えっ?あぁ、悪い悪い。…なんだ?」 「…柾輝…」←ちょっと擦り寄ってみる。 「(ドキッ!そ…そんな引っ付くなよ…)…何?」 「…子づくりしない?」 「はぁっ!!?」 「ねぇ〜、子づくりしよ〜vねぇってばぁ〜!」 「(あ〜、おれもうダメ。悪いな、翼。)翼…。」 「柾輝…好き〜。」
「(…子づくりっていっても、子供できないけどね。これだけは、どうあがいてもムリだね。)」
「あいつらいったい、どないな会話しとんねん…」 ↑ナオキ君、覗き見中。
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アトガキ
あっちゃー…やっちゃった。
でも、あれは驚いたぁ!「同性同士の結婚」が認められたとか、なんとか。
ニュースみてて、つい「マジッ!?」と叫んでしまった。
今はオランダだけなのかな…?
日本もいずれは…
そのまえに、血縁同士はどうやってもムリなのかなぁ?
…ま、いっか。
同性同士で結婚なさったかた、どうぞお幸せに…
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